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Sycleチーム 福留です。
弊社が災害時における電力支援TSUNAGUプロジェクトで連携するNPO法人ピースウィンズ・ジャパン主催の第5回 多機関連携災害時医療救助訓練が
2024年12月1日、広島県の宇品港クルーズターミナルにて行われました。ピースウィンズが運用する災害医療支援船(Power of Change:PoC)を活用した、船を拠点とした防災訓練です。
訓練名のとおり、多機関ということで、今回は大学や医療支援団体、中四国DMAT(政府災害派遣医療チーム)、台湾、フィリピンからの医療支援チーム、そしてピースウィンズが参加する大規模な医療救助訓練でした。
11月29日から12月1日までの3日間行われ、私は最終日3日目に参加させていただきました。
宇品港クルーズターミナルに接岸する災害医療船PoCと、避難所テント
安芸灘~伊予灘~豊後水道を震源とする地震(最大震度6強)が発生したという想定で実施されており、3日目は「現地の孤立した避難所を医療支援し、その後船にて別の避難所への移動支援」を行うといった趣旨のものでした。
避難所でのドクター、看護師による医療的サポートの想定訓練
混乱する避難所現地を演じる被災者、直前まで状況を知らされない医療チーム。
まるで訓練とは思えない、かなり緊張感のある雰囲気。
避難先でケガや病気になった人、避難所運営を行う役回りの人、避難所に対して医療支援を行うモバイルチームと分かれ、実際の被災と現場をリアルに想定しており、かなり緊張感がありました。
テントで使用されたポータブル電源、防雨・防塵ケース
船内、診療エリアで活用されるSycleポータブル電源1408
今回の訓練では、弊社ポータブル電源を活用して、船内や避難所テントでの電力面での支援を行いました。
実際にTSUNAGUプロジェクトでは、被災地支援からPoC船内の支援等、Sycleポータブル電源を用いて、様々な形でピースウィンズを通して災害時支援を行います。
(左より)ピースウィンズ・ジャパン代表大西様、Sycle 福留、ロジスティクス担当 田邊様、企業連携担当 新井様
参加された方々と意見交換を行い、被災時の電力の重要性について再確認をいたしました。また、その支援方法ひとつをとっても、どのような形で援助を取るのが適切なのかなど、災害時の支援が滞りなく進めるためのプロジェクト構築が非常に重要だと認識できました。ピースウィンズでは現在も能登半島地震だけでなく、東日本大震災の支援も引き続き行われております。現在もそこに携われている方々の生の声は非常に貴重なものでした。弊社もピースウィンズ様との取り組みを活かし、災害時の支援レベルがさらに上がっていくために発信を続けてまいります。
この経験を基にTSUNAGUをよりブラッシュアップして参りたいと思います。
TSUNAGUプロジェクトは、企業が被災地への支援、共助を迅速に行うことを目的としたSycleポータブル電源活用の災害電力支援システムです。企業が購入したポータブル電源を有事の際に、災害時に最前線で活躍するピースウィンズが、必要とする場所・人に迅速に届けられる企業のためのCSRプロジェクトです。ご参加・ご興味のある企業様は、是非お声がけください。